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ミレイユは双子の弟ジルの病気を治すため、万能薬を作ることができる幻の「賢者の石」を探していた。錬金術や賢者の石なんておとぎ話だと笑われる日々の中、ミレイユはある時オドという美しい錬金術師に出会う。ケガも壊れた物も一瞬で元に戻す不思議な力、これならきっと弟を救える―――。命と魂を巡る双子の祈りと、不思議な錬金術師の正体とは?47ページ
時代は李氏朝鮮、暗殺された王の急逝により王位を継いだのは、冷酷な王女・楚姫(チョヒ)。彼女の暴政は国を混乱と恐怖に陥れていた。そんな中、ひっそりと国に身を寄せていた錬金術師・オドの元を訪れたのは、楚姫の弟でありながらその毒見役として命をすり減らす王子・昇珉(スンミン)だった。昇珉もまた楚姫のことで頭を悩ませていたが、自分の低い身分に無力さを痛感していた。暴君の身代わりとなり、毒に当たるのは時間の問題…。そんな毒見役としての希望は楚姫の食事に触れる一瞬の隙。暴君の姉を殺すため、昇珉はオドに「王の使う銀食器に反応しない致死毒」を作ってほしいと言う―――毒を盛るのは誰か。毒に倒れるのは誰か。血を分けた王族の姉弟を引き裂く、宮廷に渦巻く謀略と身分の残酷。これはオドがそこで見た一つの備忘録。前作『オドのための備忘録』の続編です。前作の過去にあたるお話です。109ページ