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天智(てんじ)天皇没後の皇位継承争い(壬申の乱)は、大海人皇子(おおあまのみこ)の勝利で終結。讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は、夫・大海人の即位とともに皇后となった。夫を支える揺るぎない地位と信頼を得た讃良。だがその政治手腕ゆえに、女として愛されない寂しさに耐えねばならなかった。讃良は、最愛の草壁皇子(くさかべのみこ)を皇太子(ひつぎのみこ)として育て上げることで、孤独感を昇華させようとする。一方、大海人の子・高市皇子(たけちのみこ)は人目をしのんで十市皇女(とおちのひめみこ)と逢瀬を重ねる。しかし、権力維持をはかる大海人の欲望が、二人に暗い影を落とそうとしていた―。皇后として、夫の片腕として、凛と生きた持統天皇。その生涯を里中満智子が史実をもとに壮大なスケールで描く王朝ロマン傑作、第4巻!
友好国・百済(くだら)の窮地を救うため、日本は大国・唐(とう)との決戦を決意した。偉大なる斉明(さいめい)天皇も崩御、そして白村江(はくすきのえ)での敗戦―。政治・外交情勢は、ますます緊迫化する。讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は、夫・大海人皇子(おおあまのみこ)の後継者となる草壁皇子(くさかべのみこ)を産み、夫への愛を深めていった。夫を支えながら、政治家としての才能を開花させる讃良。大海人の”片腕”として無二の存在になるほど、女として愛される自信を失っていく。しかし叔母・間人皇女(はしひとのひめみこ)の遺言によって、讃良は”女帝”としての生き方を意識しはじめた。激動する飛鳥の時代に、女として、母として、激しく生きた持統天皇の物語。
円熟期を迎えた大海人(おおあま)・天武(てんむ)天皇政権では、皇子たちが政治に参入し、若者たちの時代が始まろうとしていた。次期天皇(すめらみこ)は誰に…?皇后(おおきさき)讃良(さらら)のちの持統(じとう)天皇の子・草壁(くさかべ)か、人望の厚い大津(おおつ)か!?人々が注視する中、ついに草壁が皇太子(ひつぎのみこ)に立てられた!讃良はわが子に過大な期待を寄せるが、ひ弱な草壁は統率者としての信頼に欠け、ことごとに大津と比較されてしまう。一方大津は、恋人めぐり、草壁に対する闘志を燃やしていた。皇太子決定で終結したかに見えた後継者問題は、大海人の病によって、さらにもつれだす!讃良の、皇后として、母としての最盛期を描いた第5巻。持統天皇物語いよいよ佳境!
日本の黎明期・古代大和。国家情勢が激動する645年、讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は誕生した。大化の改新により、豪族から天皇家へと実権を取り戻した讃良の父・中大兄皇子(なかのおおえのみこ)は、次々と政敵を排除し、ついに実質的な権力者となった。有間皇子(ありまのみこ)への恋心を消せぬまま讃良は、父の命により中大兄皇子の弟・大海人皇子(おおあまのみこ)に嫁ぐことになる。一方、中大兄に疎まれた有間には、非情な運命が待ち受けていた。冷酷で横暴な父への反撥心は、讃良に大海人への愛に生きることを決意させる―。父を超えたいと願い、愛に、人生に、強く生きた女性、持統天皇の物語。里中満智子が綴る大型歴史ロマン第1巻!
天智(てんじ)天皇(中大兄皇子(なかのおおえのみこ))による国家整備が進められる中、わが子・大友皇子(おおともみこ)を後継者に推す天智と、その弟・大海人皇子(おおあまのみこ)の対立は、日ごとに激化していった。生命の危機を感じ、いったん政界を退く大海人。父・天智と夫・大海人の狭間で揺れる讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は、強い意志と行動力をもって、夫に全てを賭ける!隠棲しながら、挙兵の時をうかがう大海人と讃良―。事態は、天智の死によって急転する!672年、ついに、天皇位をめぐる骨肉の争い、壬申の乱(じんしんのらん)の火ぶたが切られた!!女としての幸せより”戦友”として夫とともに戦い抜くことを選んだ持統天皇。その激しい生の軌跡をドラマチックに描いた歴史ロマン傑作、第3巻!
「後継者は大津に」と公言する間もなく、天武(てんむ)天皇が崩御した。悲しみにくれる皇后(おおきさき)・讃良(さらさ)のちの持統(じとう)天皇をよそに、大津皇子(おおつのみこ)が皇位継承権を主張して謀反を起こす!皇太子(ひつぎのみこ)・草壁(くさかべ)の母としての感情と、皇后としての立場に心乱れる讃良―。苦悩の末、大津に対して峻烈な処罰を言いわたす!大津の謀反を機に、心やさしい草壁の心身は破壊された。なおも草壁を天皇位に就かせようとする讃良だが、政情不安は日ごとに高まるばかり。国家安定のために残された道はひとつ―讃良の即位だった。ついに女帝誕生。持統天皇物語、第1期完結!